ミロス・フォアマン 氏Miloš Forman
映画監督[チェコスロバキア→アメリカ]
(「アマデウス」でアカデミー賞監督賞受賞)
2018年 4月14日 死去享年87歳
ミロス・フォアマン(Miloš Forman [ˈmɪloʃ ˈforman]、本名:Jan Tomáš Forman、1932年2月18日 - 2018年4月13日)は、チェコスロヴァキア出身のアメリカ合衆国の映画監督。
ミロシュ・フォアマンとも。
チェコ・ヌーヴェルヴァーグの一員として活動した後アメリカに拠点を移し、アカデミー監督賞を2回受賞している。
経歴・人物=
チャースラフ生まれ。
第二次大戦中はプロテスタントの両親に育てられたが、実の父がユダヤ人の建築家オットー・コーンであった事を後に知る。
養父ルドルフ・フォルマンは大学教授だが反ナチ思想の持ち主としてゲシュタポから尋問を受けた後、禁書を学生に配った罪で逮捕され、ブーヘンヴァルトで死亡。
母もアウシュヴィッツで亡くなった。
このため、親戚や友人の家を転々として育つ。
1951年にプラハの国立映画学校で学び、1960年代からはチェコ・ヌーヴェルヴァーグの一員として活動。
『ブロンドの恋』(1966年)と『火事だよ!カワイ子ちゃん』(1968年)が自身の監督作品として連続でアカデミー外国語映画賞にノミネートされ、東欧世界を代表する映画監督として認知されるようになる。
しかし、60年代後半に起きたチェコ事件を機にアメリカに移住し、1970代以降はアメリカでの映画製作に専念するようになる。
まず、英語圏での第1作目となった『パパ/ずれてるゥ!』(1971年)は批評家からは酷評されるも、カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞。
そ ……
ミロス・フォアマンさんが亡くなってから、6年と221日が経ちました。(2413日)