奥田抱生(おくだほうせい)
書家、文教家[日本]
1934年 3月11日 死去享年75歳
書家。万延元年 (1860年)、尾張藩士・奥田大観の子として、名古屋に生まれる。名は一夫、字は式斎。明倫堂に入り、愛知英字校に学んだのち、明治13年上京して三菱商業学校で漢字・簿記・算術を修めた。しばらく官僚の身であったが、病のため帰郷し、父・大観と共に、漢詩漢文を教える。のちに再び上京して、書画・古物の収集・研究に没頭した。著作に、「今瓦譜」「百明斎今瓦」「日本金石年表」「明清書画名家年表」「詩苑菁華」「燕老随筆」がある。別号に、主客説詩堂・飯沙山農・紫燕棲主人・百朋斎など多数。
奥田抱生が亡くなってから、91年と67日が経過しました。(33305日)