日置黙仙(ひおきもくせん)
僧・曹洞宗[日本]
1920年 9月20日 死去享年74歳
弘化4年1月23日、伯耆国久米郡島村に生まれる。文久元年13歳で出家、加賀の天徳院奕堂に師事、印可を与えられる。各地の住職を経て、静岡の可睡斎に入寺、宗政にも関わる。明治33年仏舎利奉迎使としてシャム(タイ)に赴き、帰国後名古屋に仏骨を収めた各宗共宗の覚王山日暹寺(現・日泰寺)仏骨塔を率先して建設。40年シャム国王戴冠式に仏教各宗管長を代表して出席、のち朝鮮、中国東北地方、台湾各地を巡回、大正4年米国サンフランシスコでの万国仏教徒大会に出席。5年永平寺貫主、6年曹洞宗管長に就任した。著書に「日置黙仙禅師語録」「黙仙禅話」など、また刊行会編「日置黙仙禅師伝」がある。(参照元・日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」)
日置黙仙が亡くなってから、104年と62日が経過しました。(38048日)