福王寺法林 氏(ふくおうじほうりん)
日本画家[日本]
2012年 2月21日 死去心不全享年93歳
福王寺 法林(ふくおうじ ほうりん、1920年11月10日 - 2012年2月21日)は、日本画家、日本芸術院会員、日本美術院理事。
位階は従三位。
山形県米沢市生まれ。
本名は福王寺雄一。
人物=
代表作は、『島灯』『ヒマラヤの花』等。
息子の福王寺一彦も日本画家。
略歴=
1927年、6歳のときに左眼を失明する。
1929年、上村廣成に師事し日本画を学ぶ。
1936年、画家を志して上京する。
1941年、召集され、中国に出征する。
1946年、復員し、院展に出展する。
1949年、作品「山村風景」が日本美術院展覧会に初入選する。
1953年、東京都三鷹市に転居し本格的に絵画制作に取り組む。
1960年、作品「北の海」が日本美術院賞・大観賞を受賞する。
1974年、幼い頃からの夢であったヒマラヤへの取材旅行を始め、これ以降、ヒマラヤを扱った作品が多くなる。
1977年、作品「ヒマラヤ連峰」で、第27回芸術選奨文部大臣賞を受賞する。
1984年、作品「ヒマラヤの花」で日本芸術院賞を受賞する。
1994年、日本芸術院会員。
1997年、勲三等瑞宝章受章。
1998年、文化功労者顕彰受賞。
2004年、文化勲章受章。
2004年、米沢市名誉市民顕彰受賞。
2005年、山形県名誉県民顕彰受賞。
2012年2月21日、心不全のため死去。
91歳没。
叙従三位
作品=
『北の海』
『島灯』
『ヒマラヤ連峰』
『ヒマラヤの花』
福王寺 法林氏(ふくおうじ・ほうりん、本名雄一=ゆういち=日本画家)2月21日午後1時27分、心不全のため東京都内の病院で死去、91歳。山形県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は日本画家の次男一彦(かずひこ)氏。 幼少時に左目を失明したが、画家を志して上京。院展(日本美術院)で活躍し、ネパールやヒマラヤ地方に取材したダイナミックな山脈風景の作品で知られる。2004年文化勲章。
福王寺法林さんが亡くなってから、12年と274日が経ちました。(4657日)