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窪徳忠 氏(くぼのりただ)

宗教民俗学者[日本]

(東京大学名誉教授)

2010年 10月2日 死去心不全享年98歳

窪 徳忠(くぼ のりただ、1913年〈大正2年〉9月25日 - 2010年〈平成22年〉10月2日)は、日本の宗教民俗学者、東京大学名誉教授。
経歴= 1913年(大正2年)東京生まれ。
[1937年(昭和12年)東京帝国大学東洋史学科卒業。
東京府立豊島師範学校教諭。
1938年(昭和13年)応召され、1942年(昭和17年)召集解除となる。
東方文化学院研究員、1949年(昭和24年)東京大学東洋文化研究所助教授。
40歳のころ、庚申信仰の起源を巡り中国伝来の道教三尸説起源説を主張し、それまで日本固有説を取っていた他の民俗学者たちと激論となり、国内の実地調査に入りまとめて論証した。
1962年(昭和37年)東京大学文学博士。
1964年(昭和39年)教授となる。
1973年(昭和48年)東洋文化研究所長で1975年(昭和50年)定年退官となり、名誉教授。
文教大学教授。
1976年(昭和51年)紫綬褒章受章。
1979年(昭和54年)二松学舎大学教授。
1982年(昭和57年)鶴見大学教授を最後に1984年(昭和59年)退職する。
勲三等旭日中綬章受章。
1997年から沖縄国際大学南島文化研究所では、琉球・中国の関係などを研究する沖縄在住の研究者に対し、窪の名前を冠した「窪徳忠琉中関係奨励賞」を設けた。
2010年10月2日午後3時4分、心不全のため死去。
97歳没。
業績= 道教の研究を中心に、庚申信仰、「石敢當」等の沖縄の民俗など幅広く研究した。
庚申信仰の起源について、柳田國男が提唱して、通説となっていた従来の日本固有説に対して、中国道教の三尸 ……

窪徳忠さんが亡くなってから、14年と50日が経ちました。(5164日)