小沢重雄 氏(おざわしげお)
俳優、声優[日本]
2008年 3月20日 死去脳梗塞享年83歳
小沢 重雄(おざわ しげお、1926年7月17日 - 2008年3月20日)は、日本の男性俳優、声優。
インディージャパンに所属していた。
来歴・人物=
東京府東京市(現:東京都)出身。
小学1年生の時から10代の終わりに敗戦で引き揚げるまでを満州で過ごした。
引き揚げ後はシナリオライターを志し日本大学芸術学部に進学、野田高梧に師事する。
在学中は劇団「ぶどうの会」の裏方アルバイトをしていたが、ある公演で役者が足りず「門番の声」で出演すると、同団主宰の山本安英に「いい声しているね。
役者になんなよ」と言われ、大学卒業後はぶどうの会に俳優として所属。
初舞台は「夕鶴」の「運ず」役で、同作で800回近く全国の舞台に上がった。
ぶどうの会解散後は劇団「民衆舞台」を創立。
その一方、日本民話の会に入会して語り部としても活動。
東京出身だが30代から半世紀にわたって浦和に住んでいたこともあり、53歳の時に埼玉県の昔話を埼玉で語る「浦和むかしむかしの会」を創設。
「三角稲荷のきつねむかし」や「泣き節句のはなし」、「雪むすめ」など100以上ある埼玉県の民話を語った。
全国で公演したこともあったという。
晩年になってからも発声練習を毎日行い、年に2回「浦和むかしむかしの会」の公演を行うなど精力的に活動していたが、2007年暮れに脳梗塞を発症し入院。
翌2008年3月20日、さいたま市桜区の病院で死去、81歳没。
出演作品=
テレビドラマ=
赤い陣羽織 ……
小沢重雄さんが亡くなってから、16年と246日が経ちました。(6090日)