クルト・ユルゲンス 氏Curd Jürgens
俳優[ドイツ→オーストリア]
1982年 6月18日 死去心臓発作享年68歳
クルト・ユルゲンス(ドイツ語: Curd Jürgens, 1915年12月13日 - 1982年6月18日)は、ドイツの俳優。
略歴=
俳優としての特徴=
『史上最大の作戦』のブルーメントリット将軍を演じるユルゲンス(1962年)
ミュンヘン郊外のゾルンに、ハンブルクから移り住んだ父親と、教師だった母親の子として生まれる。
ベルリンで高校を卒業後、新聞記者となるが、最初の妻で女優のルイーズ・バスラーの勧めにより俳優を志す。
1935年ベルリンのメトロポール劇場で初舞台を踏んだ後、ウィーンのドイツ民衆劇場、ブルク劇場などを遍歴する。
映画初出演は1935年の『ワルツの季節』。
舞台・映画俳優としてのキャリアを重ねる。
彼はナチスには批判的だったため、1944年にハンガリーの強制収容所に入れられた。
戦後解放され、オーストリア国籍をとり、一時的に新聞記者をした後、1947年にザルツブルクで舞台に復帰し、映画出演も再開した。
1955年のフランス映画『悪の決算』(岸惠子の夫だったイヴ・シャンピ監督)でヴェネツィア国際映画祭 男優賞を受賞、一躍国際的に知られる存在となり各国の映画に出演するようになった。
同年のマリア・シェル共演の旧西ドイツ映画『Die Ratten』(日本未公開)は第5回ベルリン国際映画祭でグランプリ(金熊賞)を獲得している。
ハリウッド映画初出演は1957年の『眼下の敵』のドイツUボート艦長フォン・シュトルベルク役。
戦争映画ではヒューマンなドイツ将校から ……
クルト・ユルゲンスが亡くなってから、42年と169日が経過しました。(15510日)