楽道入(らくどうにゅう)
陶工・楽家三代[日本]
(明暦2年2月25日没)
1656年 3月20日 死去享年58歳
三代楽吉左衛門・道入(らく きちざえもん どうにゅう、1599年(慶長4年) - 1656年3月20日(明暦2年2月25日))は、日本の安土桃山時代から江戸時代初頭にかけての陶芸家。
樂家随一の名工と呼ばれている。
別名(俗称)はノンコウ、ノンカウ。
法名は知見院道入日宝居士。
二代樂吉左衛門(常慶)の長男。
名は吉兵衛、のち吉左衛門。
弟に道樂がいる。
概要=
道入は長次郎や常慶とは全く異なった実験的な新しい作行きを示している。
長次郎の造形を、沈潜した、重厚感・存在感のある毅然としたものなら、道入の茶碗はのびやかで明るく、軽やかなものである。
釉技においても、朱釉、飴釉、黄ハゲ、幕釉、蛇蜴釉等の装飾性の強い技巧が見られ、道入の自由な個性と作為、動的な表現意識があふれており新たな樂焼を、ひいては日本の陶磁における新たな表現を切り拓いた。
本阿弥光悦から「今の吉兵衛は至て樂の妙手なり 我等は吉兵衛に薬等の伝も譲りを得て 慰にやく事なり 後代吉兵衛が作は重宝すべし」と評された。
光悦との親交は深く、光悦茶碗の中でも特に黒楽茶碗は道入・常慶によって焼かれたものである。
没後、時間を経て道入は、樂家歴代一の名工と言われ大きな評価を得ることとなるが、しかしこの時代、封建君主の御用ではない樂家は道入をもってしても財政は厳しく、「しかれども当代は先代より不如意の様子」と貧窮していた様子が記されている。
道 ……
楽道入が亡くなってから、369年と357日が経過しました。(135134日)



