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茨木和生 氏(いばらきかずお)

俳人[日本]

2025年 12月23日 死去病気享年87歳

茨木 和生(いばらき かずお、1939年1月11日 - 2025年12月23日)は、奈良県出身の俳人。
本名は和男。
来歴= 奈良県生駒郡郡山町(現・大和郡山市)生まれ。
奈良県立郡山高等学校、大阪市立大学文学部卒業後、高槻中学校・高等学校教諭(古文担当)を長く勤めた。
高校時代の1956年、創刊したばかりの「運河」に入会し右城暮石に師事。
また暮石の紹介で「天狼」に入会し山口誓子にも師事、天狼青年句会で指導を受ける。
1986年、「運河」の「運河集」選者。
1991年、暮石から継承し「運河」主宰。
1997年、『西の季語物語』により第11回俳人協会評論賞、2002年、句集『往馬』により第41回俳人協会賞、2014年、句集『薬喰』により第13回俳句四季大賞を受賞。
2016年、句集『真鳥』で第31回詩歌文学館賞俳句部門受賞。
2017年、句集『熊樫』で第9回小野市詩歌文学賞受賞。

2022年、「運河」主宰を谷口智行に譲り、名誉主宰に就任。
代表句に「傷舐めて母は全能桃の花」(『木の國』所収)、「水替の鯉を盥に山桜」(『遠つ川』所収)など。
現在「運河」主宰、「晨」「紫薇」同人、「あの会」会員。
俳人協会副会長、奈良県俳句協会会長、大阪俳人クラブ顧問、日本経済新聞「俳壇」選者、朝日新聞奈良版「朝日大和俳壇」選者などを務める。
2025年12月23日、病気のため大和郡山市の病院で死去。
86歳没。
著書= 句集= 『木の國』 飛鳥書房、1979年 『木の國』 邑書林〈邑書林句 ……

茨木和生さんが亡くなってから、8日が経ちました。

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