石井英夫 氏(いしいひでお)
コラムニスト[日本]
2024年 12月18日 死去老衰享年92歳
石井 英夫(いしい ひでお、1933年1月2日 - 2024年12月18日)は、日本のコラムニスト・新聞記者。
神奈川県横須賀市生まれ。
1955年、早稲田大学第一政治経済学部卒業。
来歴・人物=
神奈川県立横須賀高等学校出身(高3期)。
早大卒業後の1955年、産経新聞社に入社。
札幌支局の警察担当を皮切りに社会部畑を歩んだのち、産経新聞朝刊一面のコラム「サンケイ抄(現・産経抄)」(前任者は政治部出身の俵孝太郎で、俵は社会部の石井が後任となった事に反発して退社)を1969年から2004年12月まで35年間執筆。
同社論説委員、フジテレビ番組審議会委員も務めた。
2008年12月末に産経新聞社を退職した。
山本夏彦に私淑。
大江健三郎がノーベル文学賞を受賞した際の大江批判ほか硬骨ぶりを示すエピソードは数多い。
産経新聞同様に米国寄り、擁護の発言が多いとして反米保守派の小林よしのりからは顔を黒塗りで描かれている。
2001年のアメリカ同時多発テロ事件後、同年のえひめ丸事故での米海軍による船体引き揚げ作業の中止を主張し反発を招いた。
イラク戦争の「大義」を巡って主張が二転三転し、物議を醸したこともある(イラク戦争の大義を参照)。
コブシをこよなく愛し、花が咲く頃には産経抄でとりあげることもしばしばである。
2003年の秋口にムカゴに関する、渇いたエッセイで読者の共感を呼び、軽いブームを呼んだ。
玉川上水、野火止用水に関するコラムも多い。
反韓・反 ……
石井英夫さんが亡くなってから、17日が経ちました。