醍醐麻沙夫 氏(だいごまさお)
作家、元 サクソフォーン奏者[日本]
(元「スマイリー小原とスカイライナーズ」メンバー)
2024年 3月20日 死去前立腺がん享年90歳
醍醐 麻沙夫(だいご まさお、1935年1月3日 - 2024年3月20日)は、日本の小説家、元サックス奏者。
本名は広瀬 富保(ひろせ とみやす)。
人物・来歴=
神奈川県横浜市生まれ。
学習院大学文学部卒。
弟は音楽家広瀬秀雄。
大学卒業後、日本のビッグジャズバンド「スマイリー小原とスカイライナーズ」でサックスを担当していた。
同バンドから脱退後は、ブラジルに移住し、職を転々としながら、日系人文学愛好者の集い「コロニア文学会」で小説を書き始める。
1974年「「銀座」と南十字星」でオール読物新人賞受賞、1975年「夜の標的」で直木賞候補。
1991年「ヴィナスの濡れ衣」でサントリーミステリー大賞佳作。
アマゾンの釣りに関する小説や、伝奇推理小説を書く。
ウェブサイト「ブラジル移民文庫」を企画。
2024年3月20日、前立腺がんのためサンパウロ市内の病院で死去。
89歳没。
著書=
『ブラジルジョーク集』(編著)実業之日本社 1980
『その窓から何が見えるか』光文社カッパ・ノベルス)1980
『原生林に猛魚を追う』講談社 1981
『南半球のザ・ジャパニーズ ブラジルにおける日本人の適応』文藝春秋 1981
『森の夢 ブラジル日本人移民の記録』冬樹社 1981
『殺人カーニバル』講談社ノベルス 1983
『「銀座」と南十字星』無明舎出版 1985
『アマゾン・クライマックス 巨大魚ピラルクへの旅』新潮文庫 1985
『大蛇狩り アマゾン冒険小説』サンケイノベルス 1985
『古事記変幻魔界の森・ ……
醍醐麻沙夫さんが亡くなってから、246日が経ちました。