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加藤孝造 氏(かとうこうぞう)

陶芸家[日本]

2023年 4月17日 死去急性心不全享年89歳

加藤 孝造(かとう こうぞう、1935年〈昭和10年〉3月12日 - 2023年〈令和5年〉4月17日)は、荒川豊蔵を第一世代とする美濃の第三世代の陶芸家。
「瀬戸黒」人間国宝。
岐阜県土岐郡瑞浪町(現・瑞浪市河戸町)出身で後に多治見市星ケ台に移住した。
2012年旭日小綬章受章。
瑞浪市、多治見市、可児市の名誉市民。
美濃陶芸協会会長、名誉会長及び名誉顧問を務めた。
経歴= 岐阜県陶磁器試験場時代= 瑞浪市土岐町で製糸業を営む家に生まれた。
瑞浪町立瑞浪中学校を卒業後、岐阜県立多治見工業高等学校窯業科(現セラミック科)に進学。
ほどなく全国最年少の18歳で日展洋画部に入選し、「天才」と騒がれる。
高校卒業後、多治見市の岐阜県陶磁器試験場(後に岐阜県セラミックス研究所)に研究生として入所及び就職。
当時の試験場長は陶芸家の加藤幸兵衛(本名加藤福寿)(五代)。
試験場に工芸科ができると、工芸の研究を始める。
洋画を趣味で続けながら試験場勤務を続けていたが、25歳(時代背景は1960年及び昭和35年)に偶然に岐阜県陶磁器試験場に訪れた荒川豊蔵に出会う。
人間国宝 荒川豊蔵作の志野茶碗との出会いであった。
17年間の試験場勤務中、実作活動をするだけでなく、主任技師として志野の第四世代の玉置保夫らを岐阜県陶磁器試験場の立場で指導している。
その間、1962年、朝日新聞社主催・現代陶芸展課題作部にて三席入賞、日本伝統工芸展にて「志野日帯紋 ……

加藤孝造さんが亡くなってから、1年と219日が経ちました。(584日)