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鯉江良二 氏(こいえりょうじ)

陶芸家[日本]

2020年 8月6日 死去咽頭がん享年83歳

鯉江 良二(こいえ りょうじ、1938年7月27日 - 2020年8月6日)は、日本の陶芸家、現代美術家。
愛知県常滑市出身。
概要= 14歳のときにアルバイトにより右手指二本の第一関節を失う。
「制作に支障はないが、就職では心を傷つけられた。
このハンディを背負ったことが、ぼくの今の底力になっている。
」と鯉江自身が語る。
タイル工場に5年間勤めた後、常滑市立陶芸研究所に入所するが、1966年に退所し独立開窯する。
伝統陶芸、前衛陶芸という言葉にこだわらない作風が特徴である。
「土に還る」シリーズは、衛生陶器を粉砕したシェルベンという粒状の材料を自らの顔でとった型で押し固め釉薬をかけずに焼成している。
反核を題材とした「チェルノブイリシリーズ」等の代表作を持つ。
略歴= 1938年(昭和13年) 愛知県常滑市保示町、父鉄蔵、母なみの次男として生まれる。
1953年(昭和28年) 常滑市立常滑中学校卒業。
土管製造所におけるアルバイトの作業によって、右手中指と薬指の第一関節を失う。
1957年(昭和32年) 愛知県立常滑高等学校窯業科卒業。
日本タイルブロック社入社。
1962年(昭和37年) 常滑市立陶芸研究所に入所。
1965年(昭和40年) 常滑陶芸作家協会の設立に伴い入会する。
1966年(昭和41年) 常滑市立陶芸研究所を退所する。
1969年(昭和44年) 大阪市営地下鉄(現在のOsaka Metro)・動物園前駅の壁画を共同制作。
1970年(昭和45年) 大阪万国博覧会 ……

鯉江良二さんが亡くなってから、4年と107日が経ちました。(1568日)