関隆志 氏(せきたかし)
考古学者[日本]
2023年 3月16日 死去享年85歳
関 隆志(關 隆志、せき たかし、1939年(昭和14年)2月16日 - 2023年3月16日)は、日本の古典考古学者。
大阪市立大学名誉教授。
京都府京都市生まれ。
国際基督教大学(学士)、ドイツのルール大学ボーフム(Dr. Phil.)。
幾何学様式時代からヘレニズム末までのギリシャ陶芸・建築・彫刻、及び、ローマ帝政期美術に関する古典考古学で、欧米を中心に活動する。
1987年アテネ考古学協会Archaeological Society of Athens名誉会員。
1991年『古典古代神話図像学事典』(Lexicon Iconographicum Mythologiae Classicae) 国際科学委員会委員。
1997年ドイツ国立考古学研究所Deutsches Archäologisches Institut客員会員。
経歴=
京都府京都市出身。
兵庫県立西宮高等学校卒業。
国際基督教大学教養学部語学科に入学。
語学科、社会科学科、人文科学科で学び、207単位を修得して卒業。
関によれば、ICUの3学科での経験は、主専攻科目1、副専攻2科目の履修を課したルール大学ボーフムで役立ったとのこと。
1969年から国際会議同時通訳(日⇔英)の後、1970年10月にルール大学ボーフム大学院へ留学。
1975年10月から同考古学研究所副手。
ボーフム大学ではアンドレエ教授(Prof. Dr. Bernard Andreae)、フィツチェン教授(Prof. Dr. Klaus Fittschen)、シュトロッカ教授(Prof. Dr. Volker M. Strocka)の下でミケーネ時代からローマ時代晩期まで、古典考古学(Klassische Archäologie)全般について学ぶ。
1978年に博士論文 "Untersuchungen zum Verhältnis von Gefässform und ……
関隆志さんが亡くなってから、1年と251日が経ちました。(616日)