目黒考二 氏(めぐろこうじ)
文芸評論家[日本]
(別名義 : 群一郎・北上次郎・藤代三郎・榊吾郎・館六郎)
2023年 1月19日 死去肺がん享年78歳
目黒 考二(めぐろ こうじ、1946年10月9日[1] - 2023年1月19日[2])は、日本のエッセイスト・文芸評論家・編集者。
ペンネームに北上 次郎(きたがみ じろう)、藤代 三郎(ふじしろ さぶろう)などがある[2]。
日本推理作家協会会員。
別名=
著書を数多くものしており、初めはジャンルごとに異なるペンネームを使っていた。
群 一郎(むれ いちろう)[3]
北上 次郎(きたがみ じろう)
藤代 三郎(ふじしろ さぶろう)
など。
他に、榊吾郎[4]、館六郎、車堂郎[5]のペンネームを使用した。
私小説の目黒考二とミステリー文学評論家の北上次郎、競馬評論家の藤代三郎が主に使われ、自分でも収拾がつかなくなったため他ペンネームはほぼ使われていない。
のち群一郎の「群」は、群ようこの作家デビューに際して贈られた。
経歴・人物=
東京都生まれ[6]、明治大学文学部卒業[1]。
2000年まで『本の雑誌』の発行人を務めていた[6]。
2001年より同誌顧問だったが[1]、2010年に顧問からも退いた[7]。
2011年「椎名誠 旅する文学館」の初代名誉館長になった[8]。
東ケト会では釜焚きの達人でもあった。
中学生までは野球少年で、本はほとんど読んだことがなかったが、高校入学後、読書に目覚め、SFを中心に大量の読書をするようになる。
明治大学で映画研究会に入り、先輩の菊池仁と読書仲間となる。
卒業後、就職した会社を「毎日、通勤していたら、本が読めなくなる」と3日で退社。
大学の聴 ……
目黒考二さんが亡くなってから、2年と163日が経ちました。(894日)