文田哲雄 氏(ふみたてつお)
洋画家[日本]
2022年 12月12日 死去享年90歳
文田 哲雄(ふみた てつお、1933年12月31日 - 2022年12月12日)は、日本の洋画家。
鹿児島県立短期大学名誉教授。
鹿児島市立美術館第12代館長。
二科会会員・参与だった。
人物=
奄美群島の徳之島にある鹿児島県大島郡天城町兼久生まれ。
京都府立京都第二中学校(旧制)から鹿児島県立第二鹿児島中学校(旧制)に転校し、学制改革で鹿児島県甲南高等学校となった同校を1955年3月に卒業。
在学中に結核を発症して療養のため休学したので、旧制鹿児島二中・新制鹿児島県甲南高校に通算で約9年間在籍し、本来は鹿児島県甲南高校3期生だったが6期生として卒業した。
高校在学中は美術部に在籍し、南日本美術展に1953年奨励賞、1954年県教育委員会賞で連続受賞。
鹿児島県甲南高校を卒業した後、多摩美術大学に進学し、大学2年生の1957年に南日本美術展で最高賞である県知事賞を受賞。
1959年3月に多摩美術大学美術学部を卒業。
鹿児島県立薩南工業高等学校教諭(1960年4月~1968年3月、美術教師)を経て1968年4月に鹿児島県立短期大学(家政学科被服専攻)助手となり、翌1969年からは鹿児島県立短期大学講師。
1972年4月に鹿児島県立短期大学助教授に就任し、1984年12月に昇任して鹿児島県立短期大学教授(所属の家政科は1995年に生活科学科と改称)。
短大では生活デザイン学、色彩学、生活造形史、芸術論等を教えながら、服飾美術や大島紬について研究し、そのかたわら絵画制作に努めた。
また ……
文田哲雄さんが亡くなってから、1年と345日が経ちました。(710日)