河村光庸 氏(かわむらみつのぶ)
映画プロデューサー[日本]
2022年 6月11日 死去心不全享年74歳
河村 光庸(かわむら みつのぶ、1949年8月12日 - 2022年6月11日)は、日本の映画プロデューサー。
東京出身。
話題作、問題作を次々と送り出した姿勢から日本映画界でも屈指の“戦うプロデューサー”として知られていた。
略歴=
1970年に慶應義塾大学経済学部中退。
1989年にカワムラオフィス設立、代表取締役。
1994年に青山出版社設立、代表取締役就任、映画『トレインスポッティング』の原作となった同名ベストセラー小説の邦訳本などを刊行し、成功を収める。
1998年、株式会社アーティストハウスを設立。
数々のヒット書籍を手掛ける。
一方で、映画出資にも参画し始め、後に映画配給会社アーティストフィルムを設立し会長に就任。
ダーレン・アロノフスキー、リン・ラムジーなどの若い映像作家を日本へ紹介。
『ブレアウィッチプロジェクト』(99)、『きみに読む物語』(04)、『オペラ座の怪人』(04)、『皇帝ペンギン』(05)などの日本配給に関わる。
オキサイド・パン監督作『テッセラクト』(03)などの製作総指揮を担当。
2008年に映画配給会社スターサンズを設立、代表取締役に就任。
イ・チュンニョル監督のドキュメンタリー映画『牛の鈴音』(08)を買付・配給し成功する。
ヤン・イクチュン監督作『息もできない』(08)は国内でも数々の映画賞を受賞、ミニシアター作品として異例のロングラン上映となり、キネマ旬報ベスト・テン第1位を獲得。
石岡正人監督 ……
河村光庸さんが亡くなってから、2年と163日が経ちました。(894日)