マレク・エデルマン 氏Marek Edelman
反ナチス蜂起指導者[ポーランド]
2009年 10月2日 死去老衰
マレク・エデルマン(Marek Edelman、1922年12月31日‐ 2009年10月2日)は、ポーランドの政治活動家。
ユダヤ人であり、第二次世界大戦中にはワルシャワ・ゲットー蜂起の中心人物の一人だった。
略歴=
第二次世界大戦のレジスタンス活動=
1922年にホメリに生まれた。
ポーランドの首都ワルシャワでユダヤ人社会主義団体「リトアニア・ポーランド・ロシア・ユダヤ人労働者総同盟」の青年組織に参加した。
1942年7月22日から9月21日にかけてワルシャワ・ゲットーのユダヤ人がトレブリンカ絶滅収容所へ大量移送されたのち、ユダヤ人青年組織は次々と武装レジスタンスとなっていった。
エデルマンも「ユダヤ人戦闘組織(Żydowska Organizacja Bojowa,略称ŻOB)」に参加した。
組織の中心人物となった。
1943年4月、モルデハイ・アニエレヴィッツの指揮の下に行われたワルシャワ・ゲットー蜂起に参加した。
彼は5つの戦闘部隊の指揮官の一人だった。
「ユダヤ人戦闘組織」本部が陥落するまで戦った。
蜂起はドイツ軍により鎮圧されたが、エデルマンは生き残った。
1943年5月10日、ワルシャワの非ユダヤ人の抵抗組織に合流した。
1944年8月のワルシャワ蜂起にも参加した。
第二次世界大戦後=
戦後もポーランドにとどまり、医学を学んだ。
定年退職するまでウッチで心臓学の研究をしていた。
またワルシャワ・ゲットー蜂起に関する著作をポーランド語、英語、イディッシュ語で出版した。
1976年から ……
マレク・エデルマンさんが亡くなってから、15年と50日が経ちました。(5529日)