田中カ子 氏(たなかかね)
世界最高齢者[日本]
(満119歳没)
2022年 4月19日 死去享年119歳
田中カ/田中 カ子(たなか カネ、1903年〈明治36年〉1月2日 - 2022年〈令和4年〉4月19日)は、日本のスーパーセンテナリアン。
ジャンヌ・カルマンに次いで史上2番目に長生きしたとされる日本人女性 。
「カ子」の「子」は本来は漢字の「子」ではなく、「ネ」の異体字である。
福岡県福岡市出身。
2018年7月22日に都千代が死去してから自身が死去するまでの期間、存命者の長寿日本一並びに世界一であった。
2020年9月19日には田島ナビの記録を上回り、日本及びアジアの歴代最高齢記録を更新した。
確証のある日本人として初めて118歳・119歳の誕生日を迎えた。
更に、2022年4月10日に世界歴代2位の長寿記録を22年ぶりに更新した。
また、確証のある1903年生まれの世界最後の存命者であった。
来歴=
出生から終戦まで=
1903年(明治36年)1月2日、福岡県糟屋郡和白村(現・福岡市東区和白)の農家、太田家の三女(9人兄弟の第7子)として誕生。
田中の生まれた1903年はライト兄弟が人類初の有人動力飛行に成功した年で、翌1904年(明治37年)に日露戦争が開戦した。
1915年(大正4年)に和白尋常高等小学校(現福岡市立和白小学校)を卒業後、12歳で子守りとして奉公に出る。
1922年(大正11年)1月6日、19歳のときに1歳年上(同学年)のいとこの田中英男と結婚。
家族で「田中餅屋」という店を西戸崎で営み、餅やぜんざい、うどんなどの店頭販売を行っていた。
加えて、松葉(燃料)・砂利・縄の ……
田中カ子さんが亡くなってから、2年と216日が経ちました。(947日)