マンタス・クヴェダラヴィチュス 氏Mantas Kvedaravičius
映画監督[リトアニア]
2022年 4月2日 死去暗殺享年47歳
マンタス・クヴェダラヴィチュス(リトアニア語: Mantas Kvedaravičius、1976年8月28日 - 2022年4月2日)は、リトアニアの映画監督。
2022年ロシアのウクライナ侵攻下、ロシア軍によって殺害された。
経歴=
ビルジャイ出身。
ヴィリニュス大学歴史学部を卒業。
専攻は考古学。
2001年から2003年にかけてはニューヨーク市立大学大学院センターの文化人類学博士課程に入学し、2007年にはオックスフォード大学を卒業して社会文化人類学の修士号を取得。
2013年にはケンブリッジ大学から社会人類学の博士号を取得した。
マルチリンガルであり、母国語のリトアニア語の他、英語、ロシア語、スペイン語、ギリシャ語が話せた。
ドキュメンタリー映画の監督として知られ、2011年にはチェチェンにおける政治的な拷問や暴力を描いた『バルザフ』を制作。
この映画は40以上の国際映画祭で上映され、15以上の国際映画ドキュメンタリー賞(アムネスティ国際映画賞やエキュメニカル審査員賞など)を受賞した。
2016年には『マリウポリ』、2019年には『パルテノン』を制作した。
死去=
殺害事件=
2022年ロシアのウクライナ侵攻中の4月3日、ウクライナ国防省は同月2日にクヴェダラヴィチュスがロシア占領軍に殺害されたことを発表した。
ロシア軍に占領される南東部マリウポリから脱出しようとしたところであった。
45歳没。
リトアニア外務省によればクヴェダラヴィチュスはマリウポリでロシアの残虐行為 ……
マンタス・クヴェダラヴィチュスさんが亡くなってから、2年と233日が経ちました。(964日)