比留木忠治 氏(ひるきちゅうじ)
生物学者[日本]
(アルバータ大学名誉教授・植物病理学)
2021年 11月15日 死去享年91歳
比留木 忠治(ひるき ちゅうじ、1931年 - 2021年11月15日)は、日本・カナダの生物学者(植物病理学)。
学位は、農学博士(九州大学・1963年)。
特定非営利活動法人五島の椿と自然を守る会理事長、International Camellia Society副会長、アルバータ大学名誉教授、カナダ王立協会会員。
長崎県出身。
長年カナダに在住。
日本専売公社秦野たばこ試験場での勤務を経て、アルバータ大学農生命環境学部教授、アルバータ大学マッカラ研究教授、アルバータ大学特別全学教授、International Society for Plant Pathology会計役などを歴任した。
概要=
長崎県出身の生物学者である。
無病種子ジャガイモの生産システムの構築や、牧草ウイルスの新発見といった業績で知られている。
長年に渡ってカナダのアルバータ大学で教鞭を執るなど、後進の育成に力を注いだ。
のちにカナダ王立協会の会員にも選出されている。
国際植物病理学会においては会計役を務めるなど、執行部の一員として活動した。
また、長崎県五島市の名産であるツバキの国際的な普及に力を注いでおり、五島の椿と自然を守る会の理事長や、国際ツバキ協会の副会長などを歴任した。
五島市への国際ツバキ会議の誘致に尽力したことでも知られている。
来歴=
生い立ち=
タバコモザイクウイルス
1931年生まれ、長崎県南松浦郡出身[註釈 1]。
九州大学に進学し、農学部にて学んだ。
この頃はタバコモザイクウイルスの研究に従事しており ……
比留木忠治さんが亡くなってから、3年と6日が経ちました。(1102日)