三戸部スエ 氏(みとべすえ)
女優[日本]
1986年 4月24日 死去胃がん享年63歳
三戸部 スエ(みとべ すえ、1924年〈大正13年〉3月31日 - 1986年〈昭和61年〉4月24日)は日本の女優。
北海道夕張市出身。
本名同じ。
来歴・人物=
日本大学芸術科(現・日本大学藝術学部)中退。
太平洋戦争の戦時中当時は瑞穂劇団に参加し所属。
1971年に俳優座を退団。
フリーとなって商業演劇、映画やテレビドラマに多く出演。
脇役・老け役としての実力は高く評価された。
1986年4月24日、胃癌のため死去。
62歳没。
親類に作家の橘善男がおり、2001年に三戸部の半生を題材にした「小説俳優座―わざおぎ狂乱」(鳥影社)を出版している。
出演作品=
映画=
潮騒(1954年、東宝)
女性に関する十二章(1954年、東宝)
青春怪談(1955年、日活)
森は生きている(1956年、独立映画)
純愛物語(1957年、東映)
警視庁物語 夜の野獣(1957年、東映)
濹東綺譚(1960年、東宝)
草を刈る娘(1961年、日活)
さようならの季節(1962年、日活)
天草四郎時貞(1962年、東映)
赤ひげ(1965年、東宝)
四谷怪談(1965年、東宝)
新・事件記者 大都会の罠(1966年、東宝)
新・事件記者 殺意の丘(1966年、東宝)
肉弾(1968年、ATG)
赤毛(1969年、東宝)
儀式(1971年、ATG)
女囚701号 さそり(1972年、東映)
赤ちょうちん(1974年、日活)
本陣殺人事件(1975年、ATG)
祭りの準備(1975年、ATG)
化石(1975年、東宝)
青春の殺人者(1976年、ATG)
はだしのゲン 涙の爆発(1977年、共同映画)
沖縄10年戦争(1978年、東映)
夕暮まで ……
三戸部スエさんが亡くなってから、38年と211日が経ちました。(14091日)