青木和夫 氏(あおきかずお)
歴史学者[日本]
(お茶の水女子大学名誉教授・日本古代史)
2009年 8月15日 死去急性心不全享年84歳
青木 和夫(あおき かずお、1926年5月31日 - 2009年8月15日)は、日本の歴史学者。
専門は日本古代史。
お茶の水女子大学名誉教授。
経歴=
1926年、東京生まれ。
東京大学文学部国史学科に入学し、石母田正に師事した。
卒業後は、お茶の水女子大学教授として勤務。
1989年に御茶の水女子大学を定年退官し、名誉教授となった。
その後は放送大学教授として教鞭をとった。
受賞・栄典=
1993年:『日本律令国家論考』で角川源義賞受賞。
家族・親族=
息子:青木敦は中国史研究者。
青山学院大学教授。
著作=
著書
『奈良の都』(日本の歴史 3)中央公論社 1965
中公文庫 1973年
改版 2005年
『古代豪族』(日本の歴史 5) 小学館 1974
改題『古代豪族』講談社学術文庫 2007
改題文庫化『古代豪族 日本史の社会集団1』 小学館 1990
『日本古代の政治と人物』 吉川弘文館 1977
『雑記抄』私家版 1992
『日本律令国家論攷』岩波書店 1992
『白鳳・天平の時代』 吉川弘文館 2003
共編著
『古事記』(日本思想大系 1) 岩波書店 1982.2
『続日本紀』(新日本古典文学大系) 岩波書店 1989-1998
他の校註者は、池田温、石上英一、沖森卓也、稲岡耕二、加藤晃、加藤友康、佐々木恵介、亀田隆之、笹山晴生、白藤禮幸、吉岡眞之、吉田孝、吉村武彦
『日本古代史』放送大学 1992
『日本の古代』吉田孝共編著 放送大学 1996
『藤原鎌足とその時代 大化改新をめぐって』田辺昭三共編 吉川弘文館 1997
『多賀城と古代東北 古代を考える』岡田茂弘 ……
青木和夫さんが亡くなってから、15年と98日が経ちました。(5577日)