ヴァルテル・ボナッティ 氏Walter Bonatti
登山家[イタリア]
2011年 9月13日 死去享年82歳
ヴァルテル・ボナッティ(Walter Bonatti, 1930年6月22日 - 2011年9月13日)は、イタリアの登山家。
北イタリアのベルガモ生まれ。
パートナーは、事実婚だが、イタリアの名女優ロッサナ・ポデスタである。
初期の登山=
1948年夏にレッコ県グリーニャの尖峰で初めて本格的なクライミングを行った。
翌年の1949年には早くも難ルートのピッツ・バディレ北西壁、モンブランのノワール針峰西壁、グランドジョラス北壁の登攀に成功する。
資金が乏しいため、初期の登山はごく基本的な装備しかなかった(自分で作ったハーケンを多用していた)。
最初の数年間、ボナッティは製鋼所で働き、土曜の夜シフトが終わったらそのままクライミングに向かった。
1951年にはモンブラン山塊のグラン・カピュサン東壁を初登攀、1953年にはチマ・オヴェスト北壁の冬季初登攀を成し遂げた。
1954年に山岳ガイド資格を取り、クールマイユールに移った。
K2=
1954年にK2初登頂を狙う遠征隊に参加する。
24歳で最年少であった。
遠征自体は成功したが、ボナッティは仲間から不当な非難を受け、心に深い傷を負うことになる。
遠征の最終段階になり、第8キャンプにいる隊員達でさらにもう一つキャンプを作る必要があった。
隊員のリーノ・ラチェデッリ(イタリア語版)の体調は良かったが、アキッレ・コンパニョーニ(イタリア語版)は消耗が激しかった。
コンパニョーニは「自分は翌日の最終キャンプの設営 ……
ヴァルテル・ボナッティさんが亡くなってから、13年と70日が経ちました。(4818日)