高久進 氏(たかくすすむ)
脚本家[日本]
2009年 7月22日 死去急性呼吸器不全享年77歳
高久 進(たかく すすむ、1933年1月11日 - 2009年7月22日)は、日本の脚本家。
福島県河沼郡会津坂下町出身。
福島県立会津高等学校卒業、早稲田大学教育学部卒業。
池田和雄や井口真吾などの別名義を用いていた場合もあった。
略歴=
大映東京撮影所にシナリオ研究生として入るが、デビュー作は、新東宝の『九十九本目の生娘』(監督・曲谷守平 主演・菅原文太、1959年)である。
高岩肇に師事した。
1960年代後半からメインの執筆活動を劇映画からテレビ作品に移し、アクションドラマ・時代劇・特撮・アニメと幅広いジャンルの作品にシナリオを数多く残した。
『Gメン'75』のメインライターでもある。
また、刑事ドラマや特撮では「戦争の傷痕」をテーマにしたエピソードを多く執筆している。
門下には、『秘密戦隊ゴレンジャー』などで共同執筆を手掛けた新井光がいた。
スーパー戦隊シリーズなどで共に執筆した脚本家の曽田博久は、高久について多くのライターの中で別格の風格であったと述べている。
2009年7月22日、急性呼吸不全のため死去。
76歳没。
参加作品=
テレビ=
太字はメインライターを担当した作品。
特別機動捜査隊
宇宙Gメン
ミスター・シャネル
東京警備指令 ザ・ガードマン
土曜日の虎
八州犯科帖
忍者部隊月光
悪魔くん
マグマ大使
キャプテンウルトラ
コメットさん (第一期)
光速エスパー
怪獣王子
ローンウルフ 一匹狼
キイハンター
東京バイパス指令
サ ……
高久進さんが亡くなってから、15年と122日が経ちました。(5601日)