ウォルター・クロンカイト 氏Walter Leland Cronkite, Jr.
元キャスター、ジャーナリスト[アメリカ]
2009年 7月17日 死去脳血管障害享年94歳
ウォルター・リーランド・クロンカイト・ジュニア(Walter Leland Cronkite, Jr、1916年11月4日 - 2009年7月17日)は、アメリカのジャーナリスト、アンカーマンである。
そのリベラルかつ愛国的な姿勢から、「アメリカの良心(the most trusted man in America)」と呼ばれた。
プロフィール=
ジャーナリズムの世界へ=
ミズーリ州セントジョセフでウォルター・レランド・クロンカイトとヘレン・レナの間に生まれ、テキサス州で育つ。
テキサス大学を中退。
地方紙の記者としてジャーナリズムの世界に入る。
その後オクラホマ州の地方ラジオ局の報道レポーターや、ブラニフ航空の地上職員などを経て、1937年にアメリカを代表する通信社の1つであるUP通信に入社する。
従軍記者=
イギリス空軍の爆撃機の搭乗訓練を受けるクロンカイト(右から3番目/1943年)
1939年9月に勃発し、1941年12月の日本による真珠湾攻撃を機にアメリカも参戦した第二次世界大戦には、従軍記者としてフランスやドイツなどのヨーロッパ戦線を、ロンドンを拠点として取材、ロンドン大空襲やノルマンディー上陸作戦、バルジの戦いなどのレポートを行った。
また、終戦後にはドイツ高官に対する戦争裁判であるニュルンベルク裁判や、各地で行われた戦争裁判も取材した。
また、冷戦が始まりつつあった1947年からは第二次世界大戦の連合国の友邦の1つであったが、独裁者のスターリンの指導下で西側諸国との対立が進んでいたソビエト連邦の首都 ……
ウォルター・クロンカイトさんが亡くなってから、15年と143日が経ちました。(5622日)