ミシェル・シモンMichel Simon

ミシェル・シモンは、1895年4月9日、スイス・ジュネーヴ生まれの俳優である。「牝犬」(1931)、「Boudu Saved from Drowning」(1932)、「アタラント号」(1934)、「大列車作戦」(1964) など多くの作品に出演した。彼は、カトリックで肉屋をしている父親とプロテスタントの母親の元に生まれたが、両親の元を離れ、単身パリに移り住んだ。パリでは、貧しい生活を生き抜く為に、密輸品のライターを売ったりしている。銀幕デビューは1925年のサイレント映画で、以降、彼が亡くなるまでの間に、160本程度の映画作品に登場している。1975年にパリ近郊の町で死去し、故郷ジュネーヴの墓地に葬られた。