高原慶一朗 氏(たかはらけいいちろう)
ユニ・チャーム 創業者[日本]
2018年 10月3日 死去老衰享年88歳
髙原 慶一朗(たかはら けいいちろう、1931年〈昭和6年〉3月16日 - 2018年〈平成30年〉10月3日)は、日本の実業家。
位階は従四位。
ユニ・チャーム創業者で、同社初代代表取締役社長や、日本経団連評議員会副議長等を務めた。
第2代ユニ・チャーム代表取締役社長の髙原豪久は長男。
人物・経歴=
愛媛県川之江市(現四国中央市)生まれ。
地元の中学校を総代で卒業し、松山高等学校を経て、大阪市立大学でマルクス経済学を学び、3年で卒論以外の必要単位を取得したため、指導教官の紹介状をもらい、4年目は一橋大学でケインズ経済学を学んだ。
1953年大阪市立大学商学部卒業。
卒業論文は「我が国の紙パルプ工業の実証的研究」。
同年関西紙業入社。
父が経営する家業の国光製紙(現ユニ・チャーム国光ノンウーヴン)専務を経て、1961年大成化工(現ユニ・チャーム)を設立し、同社代表取締役社長に就任。
1987年に藍綬褒章を受章。
2001年代表取締役会長。
2004年に旭日重光章を受章。
2005年大阪市立大学名誉博士。
2008年取締役会長。
2011年取締役ファウンダー。
日本経団連評議員会副議長、四国経済連合会副会長、大阪市立大学学友会会長等も歴任した。
2018年10月3日、老衰のため死去。
87歳没。
叙従四位。
著書=
『感動の経営 : 大事は理、小事は情をもって処す』ダイヤモンド社 1994年
『やる気・やるチャンス・やる力 : ビジネスで成功する100の知恵』日経BP社 199 ……
高原慶一朗さんが亡くなってから、6年と49日が経ちました。(2241日)