ヨハネ23世Ioannes XXIII
ローマ教皇[イタリア]
1963年 6月3日 死去胃がん享年83歳
ヨハネ23世(ラテン語: Ioannes XXIII、1881年11月25日 - 1963年6月3日)は、ローマ教皇(在位:1958年10月28日 - 1963年6月3日)、カトリック教会の司祭。
本名は、アンジェロ・ジュゼッペ・ロンカッリ(Angelo Giuseppe Roncalli)。
第2バチカン公会議の実施を指示して世界を驚かせ、実際に開会までこぎつけたが、会期途中で世を去った。
エキュメニズム(教会一致)の精神に従って、他教会や他宗教との対話に積極的であった。
カトリック教会の聖人である。
ヨハネス23世とも表記される。
15世紀の対立教皇であるヨハネス23世は同名の別人である。
生涯=
ヨハネ23世の紋章
腐敗していないヨハネ23世の遺体
アンジェロ・ロンカッリは1881年にイタリア王国ベルガモ郊外のソット・イル・モンテで小作農の家に生まれた。
これは貴族の家系に生まれた前任者のピウス12世とは対照的であった。
1905年に司祭に叙階されたロンカッリは、1915年に従軍司祭・衛生兵として第一次世界大戦に従軍した。
1925年のブルガリアの教皇使節任命を皮切りに、トルコ・ギリシャと非ローマ・カトリック国での職務を歴任し、1944年にはパリに派遣された。
フランスでは民衆の親独政権協力司祭への追及という難しい状況にあって、誠意をもって対処した。
1953年に枢機卿に任命されると、ロンカッリはヴェネツィアの総大司教となった。
1958年、教皇ピウス12世の死去に伴って行われたコンクラーヴェにおいて、有力な候補者と思 ……
ヨハネ23世が亡くなってから、61年と151日が経過しました。(22431日)