わかやまけん 氏
絵本作家[日本]
2015年 7月17日 死去パーキンソン病享年86歳
わかやま けん(本名:若山 憲、1930年1月29日 - 2015年7月17日)は児童書を主に描く絵本作家。
岐阜県岐阜市出身。
グラフィックデザインの世界から児童書の世界へ入る。
『きつねやまのよめいり』(こぐま社刊)では、第16回サンケイ児童出版文化賞を受賞。
また海外などでも評価を受ける。
代表作として「こぐまちゃんえほんシリーズ」(こぐま社刊)などの作品があり、2017年時点で累計約954万部、特に『しろくまちゃんのほっとけーき』では、293万部のベストセラーを記録する。
経歴=
1930年、岐阜県岐阜市に生まれる。
1945年12月、15歳のときに偶然見かけた雑誌『週刊少国民』に衝撃を受け、活動していた洋画家や童画家の作品に触れる。
1948年頃から岐阜市のデザイン事務所に勤務し、グラフィックデザイナーとして仕事をするかたわらで、童画に強く惹かれていく。
1954年、24歳で上京し、板橋区に住む。
1957年から、月刊誌の挿絵や紙芝居の絵を描くようになる。
初めて絵本の挿絵を担当したのは、幼児向け番組ロンパールームとタイアップした「ロンパールームのほん」の第3号『りぼんをつけたおたまじゃくし』で、文章は和田義臣によるものだった。
1965年に、こぐま社の創立者となる編集者佐藤英和と出会ったほか、1968年には絵と文を手掛けた初の創作絵本『きつねやまのよめいり』(こぐま社刊)を刊行する。
1963年に結婚し、1964年に長女が、1967年に長男が生まれる。
1970年刊 ……
わかやまけんさんが亡くなってから、9年と128日が経ちました。(3415日)