佐々木成子 氏(ささきさだこ)
声楽家、メゾ・ソプラノ歌手[日本]
2017年 5月15日 死去老衰享年98歳
佐々木 成子(ささき さだこ、1919年(大正8年)5月27日 - 2017年(平成29年)5月15日)は、日本の声楽家(メゾソプラノ)、歌手、オペラ歌手、音楽教育者。
二期会の結成メンバーの一人。
本名: 内田 成(うちだ さだ)。
経歴=
東京府(現: 東京都)出身。
東京音楽学校(現: 東京藝術大学音楽学部)卒業。
ヘルマン・ヴーハープフェニッヒに師事。
卒業後まもなく大量のSPレコードの吹込みを行なう。
戦後は、マーラー交響曲第8番の日本初演のソロを務めるなど、第一線のクラシックの声楽家として活躍している。
1952年(昭和27年)2月15日に二期会結成披露・基金募集の「ヴォーカル・コンサート」が行われた。
プログラムには、2月現在の会員として以下の16人の名前が記されている。
三宅春恵、大熊文子、朝倉万紀子、柴田喜代子、荒牧規子、川崎靜子、佐々木成子、木下保、柴田睦陸、渡邊高之助、中山悌一、秋元清一、関忠亮、石津憲一、畑中良輔、伊藤亘行。
同年2月25日から28日にかけて、日比谷公会堂でプッチーニ『ラ・ボエーム』を訳詞で、マンフレート・グルリット指揮の東京交響楽団演奏で初演する(ただし佐々木は出演していない)。
ウィーンへ音楽留学した日本人の草分けである。
1970年以来、歌曲に重きを置き、リサイタルをはじめとしたコンサートで、歌曲ピアノ専門のドイツ人ピアニスト、ライナー・ホフマンとの共演を続けた。
モーツァルトやシューベルトなど ……
佐々木成子さんが亡くなってから、7年と190日が経ちました。(2747日)