佐藤慶次郎 氏(さとうけいじろう)
作曲家[日本]
2009年 5月24日 死去肺がん享年83歳
佐藤 慶次郎(さとう けいじろう、1927年6月6日 - 2009年5月24日)は、日本の作曲家、造形芸術家。
人物=
慶應義塾大学医学部卒で、早坂文雄に師事、1953年に実験工房の会員、後に退会。
1954年の音楽コンクールと1961年のウィーンのISCM国際現代音楽祭に入選。
電子オブジェの世界でも注目される。
代表作に1960年作曲の「ピアノのためのカリグラフィー」がある。
2002年には全音楽譜出版社から出版された早坂文雄作曲『室内のためのピアノ小品集』の監修をした。
2009年5月24日、肺がんで死去。
享年81歳。
作品=
管弦楽・室内楽・器楽=
ピアノと管弦楽のためのレントとアレグロ(1952年)
ピアノのための五つの短詩(1953年)
コンポジションモジェック(1953年)
ピアノのためのカリグラフィー(1960年)
9つの弦楽器のためのカリグラフィー(1962年)
10の弦楽器のためのカリグラフィー第1番(1964年)
10の弦楽器のためのカリグラフィー第2番(1965年)
テープ音楽=
スティールリボンによるカリグラフィー(1965年)
ブレンシアの鐘(1966年)
アルゴル(1965年)
電子オブジェ=
エレクトリック・ラーガ(1967年/1975年再製作)
オーバー ザ ウェーブス(1974年)
ヴォーテックス パフォーマンス(1976年)
ススキ3B(1992年)
岐阜ススキ群'99(1999年)
他多数
映画音楽=
造船日本の誇り 汗と花火(1957年/JPCプロ)
佐藤慶次郎さんが亡くなってから、15年と133日が経ちました。(5612日)