中西夏之 氏(なかにしなつゆき)
現代美術家[日本]
2016年 10月23日 死去脳梗塞享年82歳
中西 夏之(なかにし なつゆき、1935年(昭和10年)7月14日 - 2016年(平成28年)10月23日)は、日本の前衛美術・現代美術家。
東京藝術大学名誉教授。
女子美術大学客員教授。
元倉敷芸術科学大学教授。
美学校の設立にも奔走した。
経歴=
1935年、東京市品川区大井町生まれ。
1954年、東京都立日比谷高等学校卒業。
同窓に作家の坂上弘・文芸評論の権田萬治などがいる。
1958年、東京藝術大学絵画科(油画専攻)を卒業。
大学時代の同窓に高松次郎・工藤哲巳・磯辺行久などがいる。
1959年、シェル美術賞で佳作を受賞した。
1962年、高松次郎・川仁宏らと共に、山手線のホームや車内で卵型のコンパクトオブジェを用いた「山手線事件」のハプニングを行い、翌1963年、第15回読売アンデパンダン展に《洗濯バサミは攪拌行動を主張する》を出品、自身の代表作となる。
同年、高松次郎・赤瀬川原平らと「ハイレッド・センター」(高・赤・中)を結成し、銀座の街頭や画廊などで日常に懐疑を突きつける多くのイベントを実践した。
1960年代から舞踏家の土方巽と交流をもち、周辺の瀧口修造や澁澤龍彦、シュルレアリスム系の画家や詩人たちと親交するほか、1965年、暗黒舞踏派公演『バラ色ダンス〜澁澤さんの家の方へ』、1968年、『土方巽と日本人—肉体の叛乱』で主要な舞台美術・装置を手がけ、笠井叡や山海塾らとも協働を重ねる。
フランス・リヨン国立歌劇場でのペーター・エトヴェシュ ……
中西夏之さんが亡くなってから、8年と29日が経ちました。(2951日)