ヘンリー・クレイ・ワークHenry Clay Work
作曲家[アメリカ]
1884年 6月8日 死去享年53歳
ヘンリー・クレイ・ワーク(Henry Clay Work, 1832年10月1日 - 1884年6月8日)はアメリカ合衆国の作曲家。
スティーヴン・フォスターと並んで19世紀のアメリカ合衆国を代表する歌曲作曲家。
コネチカット州ミドルタウンに生まれる。
奴隷制廃止運動の活動家の家庭に生まれ育ち、自らも地下鉄道 (秘密結社)の組織活動に助力を惜しまなかったとされる。
そのかたわらで、「クリスティー・ミンストレルズ」のために、フォスターの流れを汲む世俗歌曲を創作した。
フォスター歌曲と同じく、ワークの《ジョージア・マーチ》は、アイヴズの交響楽の中で引用されている。
また、いくつかの歌曲は、世界各地で民謡として流布されている。
全部で80曲近くあるうち、とりわけよく知られているのは、以下のもの。
《大きな古時計》は、続編も作られた。
1864年 - "Come Home, Father!"
1865年 - ジョージア行進曲 "Marching Through Georgia" (アメリカ南北戦争時の北軍シャーマン将軍の海への進軍の様子が歌われている。
東京節/パイのパイのパイの原曲)
1865年 - Ring the Bell, Watchman!(オーストラリア民謡《調子をそろえてクリック、クリック、クリック》の原曲)
1868年 - "The Ship That Never Returned"
1876年 - 大きな古時計 "Grandfather's Clock"
1878年 - Sequel to "Grandfather's clock"
ヘンリー・クレイ・ワークが亡くなってから、140年と165日が経過しました。(51300日)