芸能人・経営者のおくやみ情報

ダミアーノ・ダミアーニ 氏Damiano Damiani

映画監督脚本家[イタリア]

2013年 3月7日 死去享年92歳

ダミアーノ・ダミアーニ(Damiano Damiani, 1922年7月23日 - 2013年3月7日)は、イタリアの映画監督、脚本家。
マフィアや政治腐敗などイタリアの社会問題をテーマにしたサスペンス映画を数多く発表したことで知られる。
経歴= ミラノの美術学校を卒業後に、映画の美術スタッフとしてイタリア映画界入りする。
その後、劇映画の脚本執筆や短編ドキュメンタリー映画の監督を務める。
1960年に初の長編劇映画『くち紅』を監督する。
ネオレアリズモの影響を受け継ぐ社会派サスペンス映画の傑作として高く評価された。
監督第3作『禁じられた恋の島』(L'isola di Arturo, 1962年)ではエルサ・モランテの同名の小説を映画化して大ヒットする。
この映画でサン・セバスチャン国際映画祭グランプリを受賞する。
続く『禁じられた抱擁』(La noia, 1963年)ではアルベルト・モラヴィアの小説『倦怠』を映画化するが、こちらの評判は芳しくなかった。
ダミアーニはモラヴィア文学への傾倒を示しており、後年にもモラヴィアの小説『後退』を映画化した『痴情の森』(Una ragazza piuttosto complicata, 1968年)を監督し、こちらはカルト映画として一定の評価を得ている。
1963年の社会派コメディ映画 "La rimpatriata" (1963年)ではベルリン国際映画祭国際批評家賞を受賞した。
ダミアーニの国際的な名声を決定づけたのは、1966年のマカロニ・ウェスタン映画『群盗荒野を裂く』(Quién sabe?, 1966年)だった。
ジャン・マリア ……

ダミアーノ・ダミアーニさんが亡くなってから、11年と259日が経ちました。(4277日)

推定関連画像