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灰島かり 氏(はいじまかり)

翻訳家[日本]

2016年 6月14日 死去胃がん享年67歳

灰島 かり(はいじま かり、1950年6月2日 - 2016年6月14日)は、日本の児童文学研究者・翻訳家。
白百合女子大学講師。
本名・鈴木貴志子。
旧姓・蓜島。
略歴= 千葉県生まれ。
割烹旅館や料亭を経営する裕福な家庭に生まれる。
実家の『鴻月』は大正時代創業の市川三業組合に属する料理旅館で、市川市国府台にあった行楽地「里見八景園」の一事業として始まり、渡し船など遊船業も行っていた地元の老舗だった。
お茶の水女子大学附属中学校・高等学校を経て国際基督教大学を6年で卒業。
中学より幾度か留学する。
高校時代に沢田博脚本演出の高校演劇に客演し、大学時代は演劇に熱中して浪曼劇場研究生となる。
大学卒業後(卒論テーマはアラン・ガーナー)、ホテルの通訳、資生堂宣伝部『花椿』編集部、コピーライターを経て、出産後翻訳などを手掛け、1994年に夫のサバティカルに同行して渡英し、サリー大学ローハンプトン大学院児童文学科で児童文学を学ぶ。
帰国後は、児童向けの本の専門家として活動。
2016年6月14日、胃がんにより死去。
66歳没。
親族= 夫は法政大学名誉教授の鈴木晶、娘は社会学者、文筆家の鈴木涼美。
祖父は市川にかつてあった遊興施設「里見八景園」共同創業者、料亭の養女だった祖母が園内の料理旅館「鴻月」を母親とともに経営し、父親の蓜島正次は東京ベイ信用金庫会長、市川警察署内金融防犯協議会会長、市川市行政改革審議会会長、県 ……

灰島かりさんが亡くなってから、8年と160日が経ちました。(3082日)

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