クリスタ・ルートヴィヒ 氏Christa Ludwig
オペラ歌手・メゾソプラノ[ドイツ]
2021年 4月24日 死去享年94歳
クリスタ・ルートヴィヒ(ドイツ語:Christa Ludwig、1928年3月16日 - 2021年4月24日)は、ドイツの声楽家(メゾソプラノ)、オペラ歌手。
略歴=
ベルリンで生まれる。
家族は音楽家一家で、父親のアントン・ルートヴィヒ(1888-1957)は歌手およびオペラ監督(アーヘン、ハーナウ、ギーセンなど)であり、母親のオイゲニー・ベザラ=ルートヴィヒ(1899-1993)はアルト歌手および声楽教師であった。
アーヘンでやっと音楽監督の職を得た時代のカラヤンが、アーヘン歌劇場の専属歌手だったクリスタの両親をしばしば食事に訪ね(料理がウィーン風だったため)、よく挨拶をさせられた。
クリスタは5-6歳だった。
(DVD「カラヤンの“美”」より)
母親が唯一の声楽教師であり、幼少の頃から母親が歌手としての成長を見守った。
17歳のときにギーセンで公式デビュー。
1年後、フランクフルト大学に入学。
フランクフルト歌劇場に移り、1946年ヨハン・シュトラウス2世『こうもり』オルロフスキー公爵でオペラデビューした。
1952年までフランクフルト・アム・マインに滞在した後、ダルムシュタット国立歌劇場(1952-1954)とハノーファー国立歌劇場(1954-1955)と契約。
フランクフルトとダルムシュタットにいる間には、ドナウエッシンゲン音楽祭に定期的に参加し、ルイジ・ダラピッコラ、ピエール・ブーレーズ、ルイジ・ノーノの作品を歌っている。
1955年にウィーン国立歌劇場の総監督だったカール ……
クリスタ・ルートヴィヒさんが亡くなってから、3年と211日が経ちました。(1307日)