テオドール・ルソーThéodore Rousseau
画家[フランス]
1867年 12月22日 死去享年56歳

テオドール・ルソー(Théodore Rousseau, 1812年4月15日 - 1867年12月22日)は、19世紀期のフランスの画家。
パリの南郊、フォンテーヌブローの森のはずれのバルビゾン村に住み着いた画家の一派をバルビゾン派という。
テオドール・ルソーは同派の代表的な画家である。
西洋絵画の歴史においては、「歴史画」が常に上位におかれ、肖像画、風俗画などがこれに次ぎ、風景画は一段落ちるジャンルと見なされていた。
フランスにおいて本格的な風景画が描かれ、歴史上の物語の背景などではない、フランスの現実の風景そのものが芸術的表現の主題となるには、19世紀前半のバルビゾン派の登場を待たねばならなかった。
パリの南方約60キロのフォンテーヌブローの森の東北端にあるバルビゾンの村では、コローをはじめ多くの画家が滞在し制作していた。
1830年代以降、この村に長期滞在し、もっぱら風景を描き続けた画家の一群を指してバルビゾン派といい、テオドール・ルソーのほか、ディアズ、トロワイヨン、ドービニーなどが代表的な画家である。
『晩鐘』で有名なミレーもこの派に含めてよいであろう。
ルソーは1812年、パリに裕福な仕立屋の子として生まれる。
15歳の時には早くもフォンテーヌブローの森を訪ねており、早くから自然への関心を持っていたようだ。
1831年、19歳の時、『オーヴェルニュ風景』がサロン(官展)に初入選。
1834年にはサロン入選作『コンピエーニュの森の開墾地』が ……
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