安藤百福 氏(あんどうももふく)
日清食品 創業者[台湾→日本]
(出生名・呉百福)
2007年 1月5日 死去急性心筋梗塞享年98歳
安藤 百福(あんどう ももふく、1910年〈明治43年〉3月5日 - 2007年〈平成19年〉1月5日)は、日本の実業家。
日清食品(株)創業者。
インスタントラーメン「チキンラーメン」、カップ麺「カップヌードル」の開発者として知られる。
日本統治時代の台湾出身で、出生名は呉 百福(ご ひゃくふく、ゴー・ペクホク)。
台湾本島人であるため、戦後は中華民国籍になり、1966年(昭和41年)に日本国籍を再取得(帰化)した。
1948年(昭和23年)に(株)中交総社(後の日清食品)を設立し、日清食品の代表取締役社長、代表取締役会長、創業者会長を歴任。
(社)日本即席食品工業協会会長、(財)安藤スポーツ・食文化振興財団理事長、(財)漢方医薬研究振興財団会長、世界ラーメン協会会長、(財)いけだ市民文化振興財団会長などを務めた。
池田市の名誉市民。
位階・勲等は正四位勲二等。
来歴・人物=
少年時代=
1910年(明治43年)、日本統治時代の台湾の台南県東石郡朴子街(現・嘉義県朴子市)に生まれる。
父は呉獅玉(別名は呉阿獅)、母は呉千緑。
父は資産家だったが、両親を幼少期に亡くし、繊維問屋を経営する祖父・呉武のもと、台南市で育った。
幼い頃から数字に異常なほど強い興味を持ち、足し算・引き算・掛け算を習得したという。
14歳で高等小学校を卒業。
学校と家が遠かったため、学生時代は東石郡守の森永信光宅に寄宿し通学した。
実業家となる=
「安藤百福 ……
安藤百福さんが亡くなってから、17年と321日が経ちました。(6530日)