ジャック・リヴェット 氏Jacques Rivette
映画監督、脚本家、映画評論家[フランス]
2016年 1月29日 死去享年89歳
ジャック・リヴェット(Jacques Rivette, 1928年3月1日 - 2016年1月29日) は、フランスの映画監督、脚本家、映画批評家、雑誌編集者。
『カイエ・デュ・シネマ』誌元編集長であり、ヌーヴェルヴァーグの中心的人物である。
来歴=
1928年3月1日、フランス・セーヌ=マリティーム県ルーアンに生まれる。
1950年5月、エリック・ロメールが主宰するシネクラブ・デュ・カルティエ・ラタンから機関誌『ラ・ガゼット・デュ・シネマ』をロメールとともに創刊する。
同誌にはジャン=リュック・ゴダールもハンス・リュカス名義で執筆していた。
キオスク店頭からすぐなくなるほど売れた雑誌であったが、アンドレ・バザンら左岸のもうひとつのシネクラブであるオブジェクティフ49による『カイエ・デュ・シネマ』の創刊の動きに合流すべく、11月号を以て廃刊した。
1952年2月、『カイエ・デュ・シネマ』に映画批評を書くようになり、この時期にリヴェットが執筆した論文には1953年の5月号に掲載された『ハワード・ホークスの天才性』などがある。
その後、二代目編集長のロメールの後を受け、1963年から65年まで同誌の三代目編集長を務めた。
映画監督としては1949年から短編映画の製作を始め、ゴダールが主演を務めた『ル・カドリーユ』(1950年)や『王手飛車取り』(1956年)など数本を製作した。
1958年から長編映画に取り掛かり、2年後の1960年に長編処女作『パリはわれらのもの』を発表。
同作は英国映画 ……
ジャック・リヴェットさんが亡くなってから、8年と297日が経ちました。(3219日)