ヤーコプ・グリムJacob Ludwig Carl Grimm
言語学者、法学者[ドイツ]
1863年 9月20日 死去享年79歳
ヤーコプ・ルートヴィヒ・カール・グリム(独: Jacob Ludwig Carl/Karl Grimm、1785年1月4日 - 1863年9月20日)は、ドイツの言語学者で文学者および法学者。
また、ドイツの文献学および古代史研究の礎をも築いたといわれる。
その生涯と業績は弟のヴィルヘルム・グリムのそれと密接に絡み合っており、その部分についてはグリム兄弟の項を参照。
生涯=
ヤーコプ・グリムは、その子ども時代をシュタイナウで過ごした。
彼の父が官吏としてその地に赴任したためである。
彼は1798年弟・ヴィルヘルムと共にカッセルのリツェウムに入学した。
1802年彼はマールブルク大学に入学、そこでフリードリヒ・フォン・サヴィニーの元で法学を学んだ。
彼の法制史の研究とヴァッハラーの講義により、彼はドイツ語とその文学の歴史的な発展に注意を向けるようになる。
サヴィニーが、1804年中世におけるローマ法の研究のためにパリに赴いた時、サヴィニーは、あとからグリムをかの地に呼び寄せる。
しかし、グリムはまもなく法学の研究に嫌気がさすようになり、書簡でサヴィニーに自分はまもなくドイツの古い文献の研究にできることなら生涯を捧げたいというつもりで居ることを打ち明ける。
1805年9月、カッセルの母の居る実家に戻り、彼は兵学校に職を得るが、1年とたたない内にその職場が解散されることになり、その職を失うことになる。
1808年、母親が亡くなった後、彼が家族を養う必要が生じ、ウェス ……
ヤーコプ・グリムが亡くなってから、161年と62日が経過しました。(58867日)