ヴェルナー・フォン・ジーメンスErnst Werner von Siemens
電気工学者、発明家、事業家[ドイツ]
1892年 12月6日 死去享年76歳
エルンスト・ヴェルナー・フォン・ジーメンス (Ernst Werner von Siemens, 1816年12月13日–1892年12月6日) は、ドイツの電気工学者、発明家、実業家である。
コンダクタンスなどのSI単位ジーメンスに名を残している。
また、電機・通信の大手企業シーメンスの創業者でもある。
生涯=
ハノーファー近郊のレンテ(ドイツ語版)(現在のゲールデンの一部)で生まれる。
小作農家の14人兄弟の4番目だった。
なお、多数いる兄弟には他にも発明家として名を知られた人物がおり、区別のために活躍分野や地域の名を関して、電気関係で有名になったこのヴェルナーを「ベルリン、または電気のジーメンス」、蓄熱室を設けた炉(平炉)の開発をした弟2人のうち、上のヴィルヘルム(鉄鋼用の炉の研究)を「ロンドン、または鉄のジーメンス」、下のフリードリヒ(ガラス用の炉を研究)は「ドレスデン、またはガラスのジーメンス」と呼ばれることもある。
卒業前に学校を中退し、陸軍に入隊して工学を学ぶ。
これが後の成功に大きく寄与した。
兵士としても優秀で、様々なメダルを受賞している。
技術将校として造兵廠勤務中に電磁式指針電信機(モールス符号を使わずに、針で文字盤の文字を指すことで電文を伝える装置)、地下ケーブルを発明した。
戦争から戻ると除隊し、それまでの発明を元にして事業を起こすことにした。
1847年10月、J・G・ハルスケとともにジーメンス・ウント・ハルスケを創業。
ヴェルナー・フォン・ジーメンスが亡くなってから、131年と349日が経過しました。(48197日)