オーギュスト・シャルロワAuguste Honoré Charlois
天文学者[フランス]
1910年 3月26日 死去享年47歳
オーギュスト・オノレ・シャルロワ(Auguste Honoré Charlois、1864年11月26日 – 1910年3月26日)はフランスの天文学者である。
ニース天文台で働き99個の小惑星を発見した。
シャルロワは1887年に最初の小惑星 (267) ティルザを発見した。
(433) エロスについては、グスタフ・ヴィットが発見した同じ夜に撮影に成功したが、行動が遅れ、ヴィットの発見の発表に先んじられた。
肉眼観測による小惑星探索の時代から、シャルロワは小惑星探索を始めたが、1891年にマックス・ヴォルフによって天文写真による小惑星探索がはじめられると、急激に小惑星の発見の速度は増加した。
ヴォルフとシャルロワの2人はそれぞれ、それまで肉眼による探索によって発見された小惑星より多い小惑星を発見した。
1899年ジュール・ジャンサン賞受賞。
小惑星 (1510)シャルロワはシャルロワの功績を記念して命名された。
シャルロワは45歳の時、彼の前妻の遺産を巡って裁判で争い敗訴した、義兄弟のガブリエル・ブラングによって射殺された。
発見した小惑星=
267 ティルザ 1887年5月27日
272 アントニア 1888年2月4日
277 エルヴィラ 1888年5月3日
282 クロリンデ 1889年1月28日
283 エンマ 1889年2月8日
284 アマリア 1889年5月29日
285 ルジーナ 1889年8月3日
289 ネネッタ 1890年3月10日
293 ブラジリア 1890年5月20日
294 フェリシア 1890年7月15日
296 ファエトゥーサ 1890年8月19日
297 セシリア 1890年9月9日
298 バティスティーナ 1890年9月9日
300 ジェラルデ ……
オーギュスト・シャルロワが亡くなってから、114年と240日が経過しました。(41879日)