高木教典 氏(たかぎのりつね)
マスコミュニケーション研究者[日本]
(東京大学名誉教授、元関西大学教授・マスメディア産業論)
2015年 5月7日 死去慢性腎不全享年85歳
高木 教典(たかぎ のりつね、1931年5月8日 - 2015年5月7日)は、日本のマスコミュニケーション研究者、東京大学名誉教授。
経歴=
東京府北多摩郡小平村(後の東京都小平市)の天台宗の寺に生まれる。
1950年、東京都立小石川高等学校を卒業し、東京大学教養学部文科1類に入学。
1952年4月に経済学部へ進学するが、学生運動への関わりにより退学処分を受け、7月に退学、のち1954年5月に再入学し、1956年に経済学部を卒業して、新聞研究所研究生となった。
1957年に大学院社会科学研究科社会学専攻新聞学専修に進学、1961年に博士課程を中途退学して、新聞研究所助手。
以降、1965年に助教授、1981年に教授へ昇任し、1982年から1983年にかけてはロンドン大学、コロンビア大学の客員教授も務めた。
1988年に所長に就任して、社会情報研究所への改組にたずさわり。
新聞研究所の最後の所長として定年退官を迎え、後に東京大学名誉教授の称号を受けた。
退官後は、関西大学社会学部教授となって単身赴任し、総合情報学部を新設する業務に従い、1994年4月に新設された総合情報学部の初代学部長となった(1996年まで)。
2002年に関西大学を定年退職し、江戸川大学社会学部客員教授となった。
学会関係では、1991年に日本新聞学会(同年に日本マス・コミュニケーション学会と改称)会長、2002年には日本社会情報学会会長に就任した。
2015年5月7日、慢性腎不全のため死去。
83歳没。
研究と行政への貢 ……
高木教典さんが亡くなってから、9年と199日が経ちました。(3486日)