穂積重行 氏(ほづみしげゆき)
西洋史学者[日本]
(大東文化大学元学長・近代イギリス史)
2014年 11月3日 死去大動脈瘤破裂享年94歳
穂積 重行(ほづみ しげゆき、1921年12月11日 - 2014年11月3日)は、日本の西洋史学者。
東京教育大学教授・大東文化大学教授などを経て、大東文化大学名誉教授。
専攻は近代イギリス史。
生涯=
穂積重遠の長男として東京府に生まれる。
穂積陳重と穂積歌子夫妻の孫で渋沢栄一の曾孫。
父の重遠は栄一の初孫かつ外孫であった。
また、児玉源太郎の孫でもある。
旧制第一高等学校文科甲類を経て、1944年東京帝国大学文学部西洋史専攻卒業。
東京教育大学講師、助教授、教授、1978年大東文化大学教授、1985年文学部長、1990年から1993年まで学長。
1994年名誉教授。
妻は浅尾荘一郎の長女。
著書=
『産業革命』至文堂 世界史新書 1961年
『明治一法学者の出発 穂積陳重をめぐって』岩波書店 1988年
『寮歌の時代』時事通信社 1991年
『歴史の盲点』時事通信社 1991年
『穂積重行氏オーラルヒストリー』渋沢栄一記念財団渋沢史料館 2010年
編纂=
『穂積歌子日記 明治一法学者の周辺 1890-1906』編 みすず書房 1989年
穂積陳重『忌み名の研究』校訂 講談社学術文庫 1992年
穂積重遠『欧米留学日記(1912〜1916年) 大正一法学者の出発』編 岩波書店 1997年
穂積重行さんが亡くなってから、10年と18日が経ちました。(3671日)