ロリン・マゼール 氏Lorin Maazel
指揮者、バイオリン奏者[アメリカ]
2014年 7月13日 死去肺炎による合併症享年85歳
ロリン・マゼール(Lorin Maazel, 1930年3月6日 - 2014年7月13日)は、フランス・パリ近郊、ヌイイ=シュル=セーヌ(Neuilly-sur-Seine)生まれ、アメリカ出身の指揮者・ヴァイオリニスト・作曲家。
ピッツバーグ大学卒業。
人物・来歴=
早年期=
ユダヤ系ロシア人の父と、ハンガリーとロシアのハーフである母の家庭に生まれる。
ユダヤ・ロシア・ハンガリーの血を引いている。
生後ほどなくしてアメリカに一家で移住し、5歳の頃からヴァイオリンを、7歳の頃から指揮の勉強を始めるが、天才振りを発揮したのは主に指揮の方面であった。
8歳の時にニューヨーク・フィルハーモニックを指揮して指揮者デビューを飾り、以後9歳でレオポルド・ストコフスキーの招きでフィラデルフィア管弦楽団を指揮、11歳でアルトゥーロ・トスカニーニに認められNBC交響楽団の夏季のコンサートを指揮した。
10代半ばまでには全米のほとんどのメジャー・オーケストラの指揮台に上がっている。
青年期、そしてデビューへ=
ピッツバーグ大学在学中は言語学、数学及び哲学を専攻する一方、ピッツバーグ交響楽団においてヴァイオリニストとして活躍し、またアート弦楽四重奏団を結成した。
1952年、フルブライト奨学金の試験に合格したマゼールはイタリアに渡り、バロック音楽を研究する日々を送る事になる。
その翌年カターニアでヨーロッパデビューを飾り、1960年にはバイロイト音楽祭に史上最年少でデビュー、フェルディ ……
ロリン・マゼールさんが亡くなってから、10年と131日が経ちました。(3784日)