峰島旭雄 氏(みねしまひでお)
哲学者[日本]
2013年 10月16日 死去心不全享年87歳
峰島 旭雄(みねしま ひでお、1927年12月23日 - 2013年10月16日)は、日本の仏教学者・哲学者。
専門はカント哲学、ジョン・デューイ、比較思想学。
早稲田大学名誉教授。
経歴=
東京府東京市出身。
実家は芝公園にある増上寺の元子院の廣度院である。
1944年旧制芝中学を4年修了、旧制山形高校に進学。
しかし、1945年の東京大空襲で実家が焼失し、翌年に父親が亡くなったため、廣度院の再建を余儀なくされる。
1946年3月、旧制山形高校を中退し、同年4月旧制大正大学予科に入学。
1951年大正大学文学部西洋哲学専攻を卒業。
卒業時に浄土宗管長賞を受賞している。
1953年、同大学大学院文学研究科宗教学専攻修了、1956年早稲田大学大学院文学研究科(西洋哲学)博士課程修了。
1960年早稲田大学商学部専任講師、1963年同助教授、1968年同教授。
1998年定年退任、名誉教授。
ほかに、文京女子大学教授、比較思想学会会長、日本デューイ学会会長、学校法人芝学園理事長、浄土宗教学院副理事長、日本イギリス学会名誉会員、東方学院理事、三康文化研究所研究指導員を歴任した。
2013年10月16日、心不全のため死去。
著書=
『宗教と哲学の間 宗教哲学序想』北樹出版、1979 現代思想選書
『哲学の論理 哲学的論理学序説』世界書院、1981
『浄土教思想の比較宗教哲学的研究』平楽寺書店、1984
『西洋は仏教をどうとらえるか 比較思想の視座』東京書籍 東書選書、1987
『比較思想をどうとらえるか』 ……
峰島 旭雄氏(みねしま・ひでお=哲学者、早大名誉教授)16日午前3時10分、心不全のため東京都内の病院で死去、85歳。東京都出身。近親者で密葬を済ませた。本葬を11月27日午後1時から東京都港区芝公園4の7の35の増上寺で開く。喪主は長男唯文(ゆいぶん)氏。 比較思想学会元会長。著書に「宗教と哲学の間」「峰島旭雄選集」など。
峰島旭雄さんが亡くなってから、11年と36日が経ちました。(4054日)