高木昇 氏(たかぎのぼる)
電子工学者[日本]
2005年 5月28日 死去享年98歳
高木 昇(たかぎ のぼる、1908年6月19日 - 2005年5月28日)は、日本の電子工学者。
東京大学名誉教授。
東京工科大学名誉学長。
工学博士(東京帝国大学、1942年)。
理事(財団法人電子文化研究所、1964年)。
東京大学宇宙航空研究所初代所長(1964年-1969年)。
科学技術庁宇宙開発推進本部長(1965年-1967年)。
東京神田生まれ。
東京大学の宇宙空間観測観測グループのリーダーとして、観測ロケットの打ち上げ、科学衛星の開発や打ち上げ等、宇宙電子工学の分野で貢献した。
1994年文化功労者。
略歴=
1931年:東京帝国大学工学部電気工学科卒業
1942年5月:東京帝国大学工学博士「ロツシエル塩振動子ノ研究」
1942年:東京帝国大学第二工学部教授
1950年:東京大学生産技術研究所教授
1964年:東京大学宇宙航空研究所所長(初代 1969年まで)
1965年:科学技術庁宇宙開発推進本部長
1969年:東京大学退官 日本大学理工学部教授(1979年まで)
1977年:国際電気標準会議議長(1980年まで)
1986年:東京工科大学学長(1996年まで)
受賞=
1965年 電子通信学会功績賞
1968年 電気学会功績賞
1970年 NHK放送文化賞
1972年 紫綬褒章
1978年 勲二等旭日重光章
1981年 IEEEフェロ―
著書=
単著
『信頼性管理ガイドブック』 日科技連出版社 1975
『信頼性管理ガイドブック』 日科技連 2000 / ISBN 4-817-13003-2
共著
『電気通信』 阪本捷房 共立出版 1948
『タネの話』 宮沢文吾 力書房 1949
『トランジスタ工学』 Lo, Wu-nien、安達芳夫、 ……
高木昇さんが亡くなってから、19年と177日が経ちました。(7117日)