アレックス・モールトン 氏Alexander Eric Moulton
自転車技術者[イギリス]
2012年 12月9日 死去享年93歳
アレックス・モールトンは、
イギリスの技術者、アレックス・モールトン(Alexander Eric Moulton CBE 、1920年4月9日 - 2012年12月9日)
1が1962年に立ち上げた小径自転車メーカー、アレックス・モールトン・バイシクルズ、およびそのブランドである。
経歴=
技術者としてのモールトンの出発点となったのは、曾祖父スティーヴン・モールトンが興したゴム製品の製造会社がジョージ・スペンサーと合併してできた「ジョージ・スペンサー・モールトン・アンド・カンパニー」である。
モールトンは第二次世界大戦中Bristol Aeroplane Companyで、軍用機用エンジンの設計に従事した。
戦後、鉄道車両のサスペンション部品などのゴム部品を製造する家族経営の会社に入社。
モールトンはそのゴムを自動車用のゴム製サスペンションシステムに応用することを思いつく。
1950年にジョージ・スペンサー・モールトン・アンド・カンパニーをエイヴォン・タイヤに売却した後、新たにモールトン・デヴェロップメンツを興して友人のアレック・イシゴニスと共アルビス用サスペンションの開発を行うが製品化には至らなかった。
その後イシゴニス設計によるBMC(British Motor Corporation)の歴史的名車ミニのサスペンション開発を行った。
このサスペンションは自動車用のサスペンションとしては極めて珍しくラバーコーン(ゴム製部品)をバネに用いたものであった。
その他、1958 年のオフロード車オースティン・ジプシー用の「フレキ ……
アレックス・モールトンさんが亡くなってから、11年と347日が経ちました。(4365日)