レオンハルト・オイラーLeonhard Euler
数学者[スイス]
1783年 9月18日 死去享年77歳
レオンハルト・オイラー(Leonhard Euler、1707年4月15日 - 1783年9月18日)は、18世紀の数学者・天文学者(天体物理学者)である。
当時の数学界の中心的人物となり、19世紀へと続く厳密化・抽象化時代の礎を築いた。
右目を失明していたことから「数学のサイクロプス(単眼の巨人)」とも呼ばれた。
さらに後には、数学の研究に没頭し過ぎたあまり左目も失明したが、その後も亡くなるまで研究をやめることはなかった(後述)。
概要・生涯=
1707年、スイスのバーゼルに生まれる。
オイラーの父も数学の教育を受けた人物であったが、オイラーには自分の後を継いで牧師になることを望んでいた。
1720年にはバーゼル大学に入学し哲学を学んだが、ここで数学者ヨハン・ベルヌーイに出会って数学の才能を見出された。
1724年には神学の道へと一旦進んだものの、オイラー自身は数学に強い興味を抱いており、またその才能を見込んだベルヌーイが両親を説得したため、数学専攻へと転じることとなった。
1727年、オイラーはロシア帝国でサンクトペテルブルクの科学学士院に赴任した。
この地で、師のヨハンの子であるダニエル・ベルヌーイの同僚となった。
オイラー自身は、1733年にベルヌーイがスイスに帰った後も、サンクトペテルブルクにとどまり続けた。
1734年には画家ゲオルク・グゼルの娘カタリーナ・グゼルと結婚し、1735年、数論の未解決問題だったバーゼル問題を解決したことで有名にな ……
レオンハルト・オイラーが亡くなってから、241年と63日が経過しました。(88088日)